未来になれなかった あの夜に

amazarashiより。ざまあみろ と叫ぶためだけに今を生きている。きっと、そんな感じ。

この不思議な関係に名前をつけよう。


やっぱりわたしには

いわゆる普通の恋愛はできない。

つくづく、思い知らされる。



あまりにも歪んだ独占欲。

身体を求めてもらうことでしか

確認できない自分の価値。


何もかもが癖づいている。

思考も、言動も、普通の恋愛からは程遠い。



唯一になれなかった長い日々。

共依存の甘美な地獄。


呼吸を管理され、

苦痛を与えられることで満足する身体。



だから、もう望んでなかった。

孤独感は何をどうしたって埋まらない。

こんな歪み、理解されるはずがない。



だけど、一つ一つ、クリアしてくれる。




信じられなくてごめんね


信頼関係は

信じるとか信じないとかじゃないよ


ちゃんと築けたことがないからわからない


聞いてるだけだとそうかもね

わがままは言っていいし、

ダメなわがままはちゃんと伝えるよ

勝手に嫌になったり

勝手に疲れたりしないから




だからって信じられるほどの素直さは

前世にすっかり置いてきたけど。

それでも、救われる気がしている。



恋人ではない。

これからもならない気がする。


恋人になってしまったら

わたしの破壊衝動が出るし、

向かう先は別れしかない。



一般的に見れば

ただの危うい関係。

都合の良い関係。




ずっとずっと孤独だった。


蝕まれ続けて身動きが取れなくなって

感覚は麻痺したと信じ込んで


自分は大丈夫だと

毎日笑顔振りまいて誤魔化して


少しだけ、休んでも良いですか。



この関係をなんと呼ぼうか。

思い浮かんだのは、愛人、だった。


とっても特別な、誰にも侵されない、

そんな存在。