未来になれなかった あの夜に

amazarashiより。ざまあみろ と叫ぶためだけに今を生きている。きっと、そんな感じ。

無題。


わたしが一番愛した人は

わたしを唯一にはしてくれなくて


ネット上の少しの匂わせから

他の女性の存在を見つけることが

何回も何年も続いて


その前の人も、前の人も、

わたしが唯一ではなかったから。


染み付いたもの。

片鱗だけで、一瞬にして地獄に堕ちる。


事実がどうだったとしても

暗黙の了解のような

そんな繋がりを見てしまったら


平常心ではいられない。



そうやって何度も何度も

くれる言葉を信じては裏切られ

今ここに在るときですら

わたしが唯一ではなくて


あの人と別れたときに

信じることを諦めた。


心が壊れると思った。

もう、壊れていたのかもしれない。

誰かと生きるのに必要なものを

何もかも砕いてしまったような気がする。





結局何の確かな繋がりもない。

きっとこれからもない。


どうして間違えてしまうんだろう。


近づくのを我慢していれば、

わたしが欲さえ出さなければ、

ずっとこの距離でいれば、


傷つけることも絶望することも

何もなかったのに。



平穏な日々の中で、

ようやく少しだけ、笑えるようになったのに

このまま生きていくことになっても

笑い続けられるんじゃないかと

思えるようになってきたのに。



いつもいつも、間違えてしまう。

期待したのが間違いだった。

もう最後にしようよ。

あのときそう決めたじゃない。


どう頑張ったって

普通では、いられないんだから。